ゴルフの練習にはさまざまな形態がありますが、室内で楽しめるシミュレーターは移動を伴わないので非常にお手軽です。ただし、そのためにはシミュレーターを設置できるスペースを確保しなければならず、場合によっては家をリフォームする必要性もあります。家のリフォームにかかる費用や確保すべきスペースを事前に確認するのが重要です。ここで、詳しく見ていきましょう。
ゴルフのシミュレーターを設置するにあたって、大体3mの幅と高さが基準だと考えられています。シミュレーターの高さ自体は2.8m程が平均だと言われていますが、余裕を持たせるためには3m程度の高さを確保した方がいいでしょう。壁や天井には傷つけないためのマットとを貼り、スクリーンを適切に配置します。床には人工芝と打席マットを敷いて、本格的な練習場を作ります。ここで重要なのが、打席マットの位置です。センサーに反応しなければスクリーンに映像が映りませんので、しっかりと調節する必要があります。1人で行うのは非常に大変ですから、一般的には建築業者に依頼してリフォームしていきます。
リフォームにかかる費用は、製品や部屋の大きさによって大きく異なります。ゴルフシミュレーター自体の定価は、大体300万円から700万円程度です。新品を購入せずに中古品で揃えるとしても、100万円程度はかかると見ておいた方がいいでしょう。それより安くなる場合もありますので、業者に一度は問い合わせした方が安心です。しかし、家の中に広く使える部屋が無い場合、そもそもシミュレーターを設置することができません。間取り拡張のリフォームは、50万円から300万円程度とかかる費用も幅広いです。事前に相談をして、なるべく安いプランを選ぶのがコツと言えます。
ゴルフシミュレーターを設置すれば、いつでも簡単にゴルフを楽しむことができます。シミュレーターのセットを購入し、各々の設置が完了したら憧れの練習場の完成です。しかし、シミュレーターの購入やスペース確保のリフォームには多大な費用もかかります。費用は条件に応じて大きく変動しますので、事前に話し合いながら安く済ませるプランを検討しましょう。