新しく住宅を購入・リフォームを考えているなら、グリーン住宅ポイント制度を活用することをおすすめします。貰ったポイントで省エネ商品の購入ができますので、必要だと思っていてなかなか手が回らなかった小さな補修も前向きに検討できるでしょう。しかし、グリーン住宅ポイント制度の対象となる人とならない人には線引きがありますので、あらかじめ制度の内容を知っておいた方が安心です。ここで、見ていきましょう
グリーン住宅ポイント制度と以前家電を対象に実施されていたエコポイントとは、省エネや環境に配慮することを目的とした買い物に対して付与されるという点で似た性格を持っています。グリーン住宅ポイントは、一定の期間に必要な条件を満たした人にだけ付与されます。期限を1日でも越えてしまうと、ポイントが入って来なくなりますので注意しましょう。ポイントは省エネ性能の高い商品・省エネ基準を満たした商品を購入した上で、次の4つの条件のどれかを満たした人に付与されます。
こちらの条件には特例が設けられていて、該当者はポイントを追加でもらうことができます。自分が特例の対象になるのか、きっちりチェックしておきましょう。特例に該当するのは東京圏の対象地域から移住する人、18才未満の子がいる3人以上の世帯、3世代が同居する為の住居を購入する、災害リスクの高い地域から移住する人のうち、どれか1つを満たした場合です。ポイントは、グリーン住宅ポイント事務局に申請することで発行してもらえます。ここで気を付けなければならないのは、発行したポイントで商品を買うときにもグリーン住宅ポイント事務局を通さなければならないことです。直接購入できるわけではありませんので、多少手間がかかってしまいます。しかし、手続き自体はオンラインで出来ますので、負担は少ないでしょう。
グリーン住宅ポイント制度は、省エネで環境に配慮した建築物を拡大するためのポイント制度だと言えるでしょう。条件が細かく区切られていますので、自分が対象になっているのかはよく調べてみなければわかりません。ポイントの申請は郵送とオンラインで可能ですから、多少時間がかかったとしても大きな負担にはならないでしょう。